郡山市議会 2020-06-23 06月23日-05号
ところで、皆さんはもうご存じのことと思いますが、今月5日に、北朝鮮に拉致されました横田めぐみさんのお父様の横田滋さんが逝去されました。娘さんが拉致されて43年の間、再会を求めて闘ってきましたが、日本に帰ることはできませんでした。昨年6月定例会において我が会派の川前議員が、その拉致問題をめぐっての資料、アニメ「めぐみ」の学校での活用状況について質問しました。
ところで、皆さんはもうご存じのことと思いますが、今月5日に、北朝鮮に拉致されました横田めぐみさんのお父様の横田滋さんが逝去されました。娘さんが拉致されて43年の間、再会を求めて闘ってきましたが、日本に帰ることはできませんでした。昨年6月定例会において我が会派の川前議員が、その拉致問題をめぐっての資料、アニメ「めぐみ」の学校での活用状況について質問しました。
北朝鮮によって引き起こされた日本人拉致の問題は、深刻な人権問題であり、政府は拉致問題への理解を深める資料として、平成20年度以降、全国の小中学校約3万7,000校に、拉致被害者、横田めぐみさん(54歳、拉致当時の年齢は13歳)のドキュメンタリーアニメ「めぐみ」の上映用DVDを配布し、学校での活用を促しています。
北朝鮮による日本人拉致問題啓発アニメ「めぐみ」は、昭和52年、当時中学1年生だった横田めぐみさんが学校からの帰宅途中に、北朝鮮当局により拉致された事件を題材に、残された家族の苦悩や、懸命な救出活動の模様を描いた25分のドキュメンタリーアニメです。文部科学省から、市区町村教育委員会、全国の小中学校、更に公立図書館への配布が、このアニメ「めぐみ」はDVDとして配布が行われております。
北朝鮮に拉致されている横田めぐみさんを初め、多くの同胞、そしてその家族の身に思いをいたすとき、法が整備され、我が国の持っている力を発揮できていればこのような事態は起こらなかったのではないか、そのように考えるのは私一人ではないと思います。 例えば、家族の誰かが暴力や脅迫にさらされているとき、家族は全力を挙げてこれを守ろうとするのが当然であります。
横田めぐみさんの遺骨が別人のものであった事実に続き、他の拉致被害者の死因及び死亡時期とされる資料、拉致事件の首謀者の刑事記録等に対して、数多くの矛盾点が判明したにもかかわらず、北朝鮮は日本政府の鑑定を非難し、遺骨の返還や実務者協議の終了に言及しているが、到底受け入れられない。
また、フジテレビ系で、横田めぐみさんの子供と言われるキム・ヘギョンさんのインタビューが放送されましたが、横田さんの奥さん、キム・ヘギョンさんのおばあさんは、涙で放送を見ることができなかったそうであります。私はこの拉致問題ほど人道に反することはないと思います。本来なら何の垣根もなく自由に会えるはずの祖父母と孫の関係が、国と国との関係にかかわることから、じっと耐え忍んでいるのであります。